三木ブログ

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美少女ゲームや最近興味のあることをダラダラ書いていくブログ

『対魔忍アサギ』感想

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 感度3000倍という単語で有名なエロゲ『対魔忍アサギ

 シリーズは複数出ていて、最近だとブラウザゲーやら、全年齢向けのスマホゲーやら出していてとノリに乗っているコンテンツ。

 タイトルこそはこれまで知ってはいましたが、プレイしたことがなく、何の気まぐれかプレイ。

 ロープライスゲーだけあって、そこまでプレイ時間はかからず、あっさりと遊べましたね。

 抜きゲーなだけあって、そういったシーンは多いものの、対魔忍としての設定や世界観にも凝っており、なるほど。。。確かに色々と膨らませる要素があるなあとを考えさせられましたね。

 その破天荒な設定と真面目なテキストのアンバランス具合も面白く、ちょっとブラウザゲーの方も気になってしまいました。

 

世界観 

 舞台は、魑魅魍魎が蔓延る魔都・東京。

 人と魔との間には不干渉のルールがありましたが、そのルールを破り結託した犯罪組織や企業が跋扈しています。

 時の政府は魔に対抗する集団、対魔忍を組織化。

 東京を守るため、対魔忍は魔との戦いに赴く……という世界観です。

 

ざっくりと本編の感想

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 本作『対魔忍アサギ』の内容は、対魔忍であるアサギと敵対する組織・朧忍軍の頭領・朧との戦いを描いたものになります。

 朧忍軍は、魔と結託した多国籍複合企業体・ノマドに与しており、アサギ達とは相容れない関係となっています。

 

 本編の三年前、アサギと朧は対峙し、アサギはその首を撥ね飛ばし、勝利を収めます。

 ですが、今になって朧は復活し他の対魔忍を殺しまわっているようです。

 恋人と結婚をするため対魔忍を引退していたアサギでしたが、その事実を聞くと一時復帰。

 どうやらカオス・アリーナと呼ばれる闇闘技ビジネスに朧忍軍が関与していることを掴むのでした。

 

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 そして、朧は恋人である恭介の身体を乗っ取った状態でアサギの前に現れます。

 どうやら魔の力を使い、朧は生きていたようです。

 

 戦おうとするアサギでしたが、朧の策にはまり意識を失ってしまうのでした。

 目を覚ますとそこは、カオス・アリーナ。朧はアサギをカオス・アリーナで戦わせる気のようです。

 更にアサギは、朧たちによって全身を性感帯にされ、感度を1000倍~3000倍ほどに改造させられてしまいます。

 こうして、あの有名な感度3000倍の身体にされるわけです。

 

 その後、カオス・アリーナで戦っては凌の辱をつくされるアサギ。

 しまいには、妹のさくらまでもが囚われ、アサギと同様の改造を施されてしまいます。

 ひとしきりアサギとさくらは弄ばれた後、カオス・アリーナで二人は殺し合いをさせられることに。

 

 ここで選択肢。

 恭介のことを諦める 選択肢を選ぶことでBadEndを回避することができます。

 さくらと共に忍法を使い、隙をつき朧を殺すアサギ。

 しかし、これで全てが終わったわけではありませんでした。

 

 今回の事件の首謀者。それは、対魔忍を束ねる最高幹部の長老。

 彼は、アサギを対魔忍に復帰させるべく、アサギの恋人を朧に売ったのでした。

 アサギはさくらと共に長老を殺害。

 ただ殺害するにあたって、アサギは自分自身の復帰とさくらを対魔忍にすることを条件にしていました。

 こうして、アサギは対魔忍として復帰し、戦いの中へと舞い戻ることになります。

 

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雑感

 無印版ということもあってか、そこまで面白可笑しいHシーンがあるわけではなく、普通に実用性がある抜きゲーといった印象を受けました。

 ちなみにバッドエンドは複数あり、オークたちの子供を産まされては孕まされるエンド、魔界に落ちていくエンドとあります。

 

 印象的だったのは、その世界観。

 うーん、抜きゲーとしてだけではなく、ちょっとした燃えゲーにも流用できそうな設定なだけあり、本編内の戦闘描写が面白かったり。

 だからこそ、対魔忍RPGなんてものが制作できたんだとは思いますが……

 怖いもの見たさで始めた本作でしたが、意外と蓋開けて見るとテンプレ的な設定を上手く落とし込んでいて面白かったなあ。対魔忍の組織についてもう少し知りたいなあというのが正直な感想です。

 

 エロの方に関しても触れると、私がプレイしたのは完全版らしく、ちょっとしたアニメーションが入っていました。

 またちょっとしたリョナ要素・職種・オーク・孕ませと基本的な所は押さえています。普通に使えると思います。

 特にバッドの魔界エンドは良かったかなと。アサギもさくらも朧もみんなまとめて職種で楽しんでいましたし、きっと幸せがそこにあったのでしょう。

 みんな幸せそうに笑っていましたよ。

 

 さてさて、初めてプレイしてみた『対魔忍アサギ』

 外伝・2・3、更に派生作品とまだまだ続いております。

 気軽にプレイできますし、ちょっとした箸休めにプレイしてみるのもいいかもしれません。

『響野さん家はエロゲ屋さん』体験版 感想

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 エロゲを売るエロゲ。『響野さん家はエロゲ屋さん』

 体験版が公開されていたので、プレイしてみました。ちなみに11月購入予定の作品の一本です。

 

 これまで私は、エロゲを作るエロゲや、クリエイターがヒロインのエロゲはプレイしたことがありましたが、今回のようなテーマのゲームは初めてで興味がありました。

 

 大好きなものに囲まれて生活をしていくのは確かに夢だけれど、それを商売にするとなると話は別ですよね。

 体験版時点でも色々と主人公達に苦難は降りかかりましたが、果てさてどうなるのやら。

 

 エロゲ業界の豆知識話とかが小まめに挟んだりあったりして、そういうのも面白かったですよ。

 こういうのとか。

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あらすじ(HPより)

ここは五子駅から程近くにある
静かな住宅地「上五子町」。

寂れた商店街の端にある昔ながらの雑貨屋「響野商店」は
店主である祖父の引退宣言を受けて、廃業することになった。

思い入れのある商店を存続させたい、との思いから
一緒に住む孫娘の3姉妹は話し合いの末、
別のお店に改装して、響野商店を継続させることに。

「せっかく自由にしていいなら、好きなお店にしたい!」

普段はまったくやる気の欠片もない、自堕落長女の強硬な主張により、
ある日突然、50年の歴史を重ね地域に愛されてきた「響野商店」は、
エロゲー専門店「HIBIKINO SHOP」へと生まれ変わった!

──エロゲー大好き長女『響野 ゆかり』
──しっかりものの次女『響野 紡』
──性的なことに潔癖な三女『響野 結衣』

長女以外は知識も皆無。いざリニューアルオープンするも、
さすがに3姉妹だけではお店が成り立たないため、次女のクラスメイトで
幼馴染の主人公『蔵馬 蓮』がアルバイトとして働くことに。

エロゲー業界を店員目線でお届けするADV。
エロゲーを売るのは、エロゲーが好きなだけじゃ難しい!

 

 というのが、公式のあらすじ。

 エロゲ好きなゆかりの押しもあって、自宅の雑貨店をエロゲショップに改装するという冒頭なのですが…

 三女の結衣が言うように、確かに自宅がエロゲショップというのも、近所の目を考えると結構考えるものがありますw

 ただそんな否定的だった三女の結衣も、ゆかり・紡が真剣に働いていくのを見て徐々に手伝いをしていくようになるのでした。

 

 面白かった展開は、ゆかりの目利きによって、山を当てる話。

 

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 新作エロゲに対して、予定していた数より多くの数を仕入れた長女ゆかり。

 それに対して、次女の紡は怒るというシーンですね。

 本来、小規模な店だと予約数しか仕入れないはずですが、ゆかりはそれ以上に仕入れます。

 理由は単純にゆかりが売れると見込んだからです。

 

 ゆかりの説得により紡は納得し、仕入れてしまったものは仕方ないと諦める紡でしたが、それがなんと大当たり。

 予約できなかった人や大型店舗で購入できなかった人が、「HIBIKINO SHOP」に流れ込み完売するのでした。

 

 ネットの前評判も悪く、どこも売れる見込みがないと思われていたものでしたが、ゆかりの目利きの力で覆すこの一連の流れは見ていて痛快でした。

 まあ、いい事ばかりではなく、この後にエロゲあるあるの痛いしっぺ返しをくらったりするのですが…それも本作の魅力の一部ですね。

 

各キャラクター紹介

響野紡

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 主人公の幼馴染であり同級生。響野家の次女。

 幼い頃は仲良くしていたが、学年が上がっていくにつれて疎遠になっていました。

 三姉妹の中で一番真面目な性格ですが、エロゲショップに勤める中で徐々にエロゲに詳しくなっていっていき、エロゲ脳の姉と普通にエロゲトークできるまでに。

 

響野ゆかり

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 響野家の長女にして、物語の諸悪の根源。

 浪人中の身にありながらも、エロゲ三昧。

 そんな中、舞い降りてきたチャンスをきっかけにエロゲショップの店長になります。

 基本的には有能なのですが、少し暴走気味な一面があったりと。

 

響野結衣

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 響野家の三女。長女と違い、性的なことが苦手でエロゲショップを開店するのにも否定的。

 ですが、姉たちの真剣さに触れ、徐々に結衣も協力していくように。

 

 主人公に対しても、初めからツンデレ的な振る舞いをしており、どうやら幼い頃から意識していた様子。

 

速水静乃

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 主人公の同級生で風紀委員の速水静乃。

 体験版ではあまり「HIBIKINO SHOP」に絡まなかったため、出番が少なかったですが、体験版最後で店頭にやってきて主人公達と対面し終わりました。

 どういった意図で彼女が来店していたか不明ですが、体験版後は「HIBIKINO SHOP」の一員になるのでしょうか。

 

雑感

 エロゲを売るエロゲという珍しいテーマ。

 エロゲショップといえば昔、股間を濡らした老人がエロゲショップを徘徊していたのを思い出しましたが、そういったエピソードが入ってたら面白そうですね。

 

 それにしても、これまでの人生で後悔することは多々ありましたが、一度でもいいからエロゲショップでアルバイトしてみたかったんですよね。

 エロゲショップで働くことってちょっとした憧れなので、響野ゆかりの気持ちも分かります…私も働きたい…

 

 さてさて、どんな展開を迎えるのかさっぱり予想付かない本作『響野さん家はエロゲ屋さん』

 発売日は2020年11月27日。楽しみですねー

 

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『恋愛ロワイアル』体験版 感想

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 ASa Projectの最新作『恋愛ロワイアル』の体験版をプレイしました。

 プレイ時間は大体1~2時間程度。

 体験版としては、各キャラクターの紹介がメインの内容で、あっさりと遊べて良かったと思います。

 

 

ざっくりとあらすじ

 生徒会長、実妹、アイドルユニットのナンバー2等々に好かれる天然ジゴロな主人公。

 どのヒロインとも関係が深まらない中、転校生としてやってきた幼馴染の告白により遂に各ヒロインとの関係性が崩れ始めます。

 果たしてどの子が、主人公を落とすのか。

 ヒロイン達の恋愛バトルが始まります。

 

 みたいな話。

 各ヒロインのキャラクター性も可愛いのですが、一番気になったのは主人公の性格。

 

 公式HPでは主人公をサイコパスと紹介されており、体験版時点でも確かに他人の気持ちを思いやれない一面や暴力的な言動を発することがあり、若干その気を感じさせます。

 というか、そもそもラノベやエロゲの主人公って基本サイコパスなのでは、と気づかされたり。 

 

物語の始まりは幼馴染の告白

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 メインヒロインである花丸まりは、主人公の幼馴染。

 そんな彼女は、幼い頃に転校してしまっていたのですが、唐突に主人公の前に現れると、告白をします。

 ですが、主人公はまりのことは覚えておらず、一旦告白の返事を保留するという結論に。

 まりもまた、その結論に了承し、しばらくの間うっとおしい位のアプローチを主人公にかけ続けるわけです。

 

各ヒロイン紹介

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 主人公の幼馴染である花丸まり

 転校してきて主人公に告白するが、返事は保留中。

 そして、何故か主人公の家に居候することとなります。

 

 主人公に対しては、常にド直球でアプローチを続けており、それを主人公はさらりと受け流すのがテンプレート。

 実は過去に主人公に悪いことをしてしまっていたらしく…主人公の独白からも色々と伏線が貼ってある因縁があるヒロインですね。

 

 CVが木乃みきさんと、私のツボを付いてくる声優さんが担当されていて大満足。

 こういった元気溌剌といったキャラクターを演じているのは、初めて聞いたので製品版でもっと声を聞きたいです。

 

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 主人公の先輩であり、生徒会長である梁染汐音

 そのキャッチフレーズにもあるように、大分ナルシストが入っており、主人公から遊びに行かないかと誘われても、そのプライドから中々素直になれなかったりしました。

 

 主人公からは、胸の大きさで判別されており、体験版中も後ろ姿では誰か分からなかったのですが、胸の大きさを見て会長だと気付くシーンがありました。

 本当に主人公から相手にされていないんですかね…

 

 元々は冗談も言わず、今のような駄々っ子でもなかったのでしたが、主人公との出会いを得て大分性格が変わったらしいです。

 

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 ファッションメンヘラこと主人公の妹の小町乃々香

 兄が好きすぎて、スマホに盗聴用のアプリを仕込んだりするヤベー奴。

 主人公に対して下着姿でアプローチするも、殆ど効いておらず、何とも思われていないような態度を取られ、憤慨していました。

 

 個人的にはCVが杏子御津というだけで、ガッツポーズ。本当に最高な声だと思います。今回は低音ボイスでもこれもまた最高。なんかこう、胸の奥をくすぐられる感覚になります。

 その声とビジュアルも兼ね合い、個人的には推していきたいヒロインです。

 

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 主人公が推すアイドルユニットのナンバー2、天ヶ峰蓮菜

 実は主人公が推しているアイドルは、サブヒロインの輝由奈で、蓮菜には全く興味がない模様。

 そのため、蓮菜がどれだけあざとく迫ってもどこ吹く風状態。

 このヒロインも、どうして主人公を好いているのかは体験版時点では明らかになっていません。

 

 あざと可愛い性格にビジュアルも相まって、人気が出そうなのも頷けるキャラでした。

 ヒロインレースの中でも、積極的に他ヒロインを陥れに動きそうなキャラで、今後の動きが気になるところ。

 

雑感

 今回も楽しみなAsa Projectの最新作。

 相変わらずヒロインだろうが、顔芸やら下ネタをやらされ、ギャグに振り切っていました。

 キャラクター同士の掛け合いも面白く、製品版で彼らの日常をもう少し楽しみたいなと思いましたね。

 あと、体験版の最後にちょっとしたどんでん返しもあったり、伏線も結構張ってあったりと、気になる点が多いのもポイントが高いです。

 

 一応、共通√で重要なイベントになるのが、学園主催の聖夜祭になりそうですね。

 このイベントを誰と過ごすかで個別√に分岐するのでしょう。

 

 そういえば、HPのキャラクター紹介にClick Counterで各キャラクターへの推し度が測れるのですが、ぶっちぎりで一位なのがサブヒロインの輝由奈でした。

 桁が違いましたよ……一人あたりいくらでもクリックできますので、何とも言えませんがメインヒロインを差し置いて、この結果とはすさまじいな。

 

 輝由奈に関して言うと、彼女もまた主人公と色々とあった過去があったようです。

 こちらの過去もとても気になるところです。

 

 さてさて、本作『恋愛ロワイアル』は、2020年11月27日発売予定。

 マスターアップもしているみたいですし、恐らく発売されるでしょう。

 購入予定ですので、とても楽しみですね!

 

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『アインシュタインより愛を込めて』 個別√(CHAPTER2) 感想

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 ネタバレを含んだ感想記事になります。

 ネタバレが嫌な方はブラウザバックをお願い致します。

 体験版部分(プロローグ)の感想記事はこちら

 

mikiwork.hatenablog.com

 

 さて、『アインシュタインより愛を込めて』の製品版、メインルートの感想記事となります。

 今回のゲームシステムは、1日ごとに誰と過ごすかを選択していき、ヒロインの好感度を上げ、個別√に入って行くスタイルのようです。

 HPによると全四章構成となっているらしく、このフェーズは第二章の

転機を迎える運命にヒロインとともに立ち向かっていく学園編

 のようですね。

 

 攻略順は、西野佳純⇒新田忍⇒坂下唯々菜⇒有村ロミ

 

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西野佳純√

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 ボクシング部に所属する女子、西野佳純。

 佳純√では、万年地区予選で敗退していた佳純を勝たせるため、主人公と共に奮闘する話。

 全国大会で優勝するような選手が同地区にいたため、なかなか上がれなかった佳純でしたが、主人公の策と佳純の努力により最後は勝利を納めます。

 

 しかし、佳純の大会前日に見知らぬ男に7年前の事件について聞かれたことでトラウマが再燃。これをトリガーに主人公の病が悪化してしまうのでした。

 

 いよいよ後がないことを悟る主人公。

 叔父であり医師の郷田の言う、1つだけ存在する根本的な治療とやらに、主人公は乗ることを決めます。

 しかし、その施術には後遺症が出てしまう方法でした。

 具体的には記憶障害・言語障害認知障害等々。結構、重めな障害です。

 

 考える時間をもらう主人公でしたが、佳純の後押しもあり、その治療を受けることを決めます。

 治療後に必ず佳純に会いに戻ると約束をして、施術に臨むのでした。

 

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 施術名は『星喰い』という仰々しい名前で、施術内容も結構えぐい内容です。

 そして、この施術をすることで主人公が持つ『鍵』を失われるとやらなんやら。

 ここに来て、叔父は特殊な用語を使いだし、胡散臭くなりだします。

 

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 施術は成功しましたが、知能は7歳にまで落ちてしまう主人公。

 一年後、佳純は主人公と再会しますが、その変わり切った姿に絶望してしまいます。

 その後、現れる有村ロミ。佳純を追うように言い、主人公は自分の欠けた記憶を取り戻すためにも、佳純を追いかけます。

 

 思い出の公園で会う二人。

 主人公は佳純の顔をそれでも思い出すことはできません。

 しかし、主人公は涙を流す佳純に向かって、いつか必ず思い出すから、その時まで自分のことを好きでいてほしいと懇願するのでした。

 

 記憶がないにも関わらず、佳純を想う気持ちは残っていたのですね。

 佳純もまた、そんな主人公に対して「ばーか」といつも通り目に涙をためて、小さく舌を出して笑うのでした。

 こうして佳純√は終わります。

 

新田忍√

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 主人公の隣に住み、主人公のマンションの一階で喫茶店を営む大学生(休学中)、新田忍。

 忍√では、経営難に陥った喫茶店を主人公の知恵で救います。

 採算を度外視した値段だったため、主人公が仕入れ先の変更と値上げをアドバイス

 こうすることで、ようやく利益が生まれ喫茶店の経営難は救われるのでした。

 

 しかし、後日新しく変えた仕入れ先で大規模な食中毒事件が起きてしまいます。

 忍の喫茶店のお客には影響がなかったようですが、このことをきっかけに忍は意気消沈し店を畳むことを決めます。

 そして、実家に帰ろうとするわけですが、そこで主人公。

 街から出ようとする直前で引き留め、もう一度喫茶店を共に頑張ろうと説得します。

 こうして忍はもう一度店を始めることを決めるのでした。

 

 その後、主人公と忍は付き合うわけですが、すぐに忍の妊娠が発覚。

 主人公も覚悟を決め、父親になることを受け入れるのですが…

 

 ここで急展開。

 彗星機構なるものの手先である星まりすが現れます。

 この彗星機構という所は、彗星病についてを調べている研究機関だそうです。

 突然、ナイフを突き立てられる主人公。

 一週間後に強制的に連行することを言い渡されるのでした。

 

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 有村ロミに相談したところ、彗星機構はなかなかに巨大な組織らしく、逃げ切ることは不可能そうだと言います。

 主人公は自分の持つ彗星病に向き合い、解決の道を探るためにも、彗星機構についていくことを決めます。

 こうして主人公は、突然忍の前から消えるのでした。

 

 連れてこられたのは、どこかの島の基地。

 さてここで主人公がやらされることは一つ。

 モーメント―人口脳をそなえ、魂にアクセスすることができるロボットを操縦し、外敵からこの島を守ることでした。

 ちなみに乗るように言われたロボットというのは、主人公の家にずっと置かれていたアインシュタインでした。

 

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 この基地ではあるものが守られており、それを奪うため各国やテロリストから刺客が放たれているようです。

 これらと主人公は戦わせられるという訳ですね。

 

 それから何度も戦いに出て、次の戦いで最後だと言われる主人公。

 それと同時に最近勢力を伸ばしている組織があると聞きます。

 それはロミが作った組織で名前を『アポロクライシス』というようです。

 ロミの活躍も有り、主人公は解放される手筈となっていました。

 

 最後の戦いでは、相手はこれまでと比べ物にならないくらい強大で、主人公達は追い詰められますが、ロミが駆け付けたことによりなんとか撃破。

 こうして、主人公は最後の戦いを終え、ようやく元の場所へと帰ることができるのでした。

 

 外に出た主人公は4年が過ぎていたことに気づきます。

 忍のことを想う主人公でしたが、今更どんな顔をして会いに行けばいいか分かりません。

 しかし、公園で遊ぶ親子を見ると、自分の中で心の整理がついたようで、忍に会いに行こうとします。

 

 そして、懐かしい忍の喫茶店に着く主人公。

 そこには、子供の手を引いた忍がいました。

 忍もまた主人公に気づき、「おかえり」と言ってくれるのでした。

 

坂下唯々菜√

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 主人公が一目惚れ(?)した少女、坂下唯々菜。

 彼女には、時々自分の存在を周囲に人間が忘れるといった、特殊体質でした。

 そのことに興味を示した主人公は、唯々菜とより親密に交流を深め、事象の調査をすうるわけです。

 

 そんな中、唯々菜の存在を完全に周囲の人間が忘れてしまう事態に陥ってしまいます。

 主人公は辛うじて唯々菜を思い出し、四六時中手をつなぐことで唯々菜の存在を忘れないように対策をします。

 主人公は、この唯々菜の現象に彗星病が関わっていると睨み、かつて彗星が落ちた小笠原諸島へと向かうのでした。

 

 道中にてようやく二人の心は通うことになるのですが、唯々菜があることを思い出したと言います。

 それは、唯々菜の身に何が起きているのか、ということでした。彼女自身に心当たりがあったのです。

 そのことを言うと、唯々菜は主人公とつないでいた手を放します。

 こうして、主人公は唯々菜の存在を忘れてしまい、何故一人で小笠原諸島に向かっているのか、疑問に思うのでした。

 

 夏休みが明け、学校生活が始まる中、それでも主人公は唯々菜のことを思い出せずにいました。

 しかし、事前に残していた日記帳、不自然な一人プリクラ、吹奏楽部での活動などを通して唯々菜の存在を主人公は思い出すのでした。

 

 こうしてロミの力を借りて、なんとか唯々菜を元に戻そうと奮闘するわけです。

 ロミは過去の彗星病患者のエピソードを洗い、その中で今回の唯々菜と同様のエピソードを探し当てます。

 そのことから、唯々菜もまたテレパシーの力を得た彗星病患者であるのだと推察するのでした。

 そして唯々菜は、どこかで眠らされていて、どこかからテレパシーの力を使って外界に信号を送り続けていたのだと、言うのです。

 

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 結局、北牧大の病院に唯々菜は眠っていました。

 病院では、唯々菜は彗星病の力を使用し、主人公の叔父たちに仕事をさせられていたのです。

 

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 ここで唯々菜の生い立ちが語られます。


 幼い頃から周囲との違いや能力に苦しめられていた唯々菜は、どこに行っても救われることはありませんでした。

 その中で現れたのは、彗星機構のエージェント。

 唯々菜を勧誘しに来たという訳ですね。それからは、彗星機構の仕事に没頭し、時に夢を見て坂下唯々菜として現界していたのでした。

 

 別れを告げる唯々菜に対して、主人公は引き留めます。

 自分の持つ『鍵』を使用して唯々菜からテレパシーの能力を解析しコピーしまうのでした。

 主人公は実際に唯々菜と同じ力を得て、どうすれば制御できるのかを解明するつもりだったのです。

 

 そして、主人公は自分の命と引き換えに、唯々菜の能力を消失させることに成功したと聞かされます。

 唯々菜は当然、絶望に暮れますが、主人公の犠牲に無駄にはしないため、日常へと戻ることを決意するのでした。

 

 しかし、実は主人公が彗星機構の基地で眠らされていただけでした。

 そのことに唯々菜は、気づいていました。

 忍√の時と同様に彗星機構で、いいように使われていたのでしょう。

 

 唯々菜は、まだ自分と繋がっているモーメントを使用し、主人公を助けようと画策します。

 唯々菜のモーメントを起動、その後別組織(恐らくロミの組織)による奇襲が成功し、主人公を奪って逃走するのでした。

 その後、唯々菜と主人公は失踪してしまいます。

 こうして唯々菜は主人公のため日常を捨て、共に生きていくことを選ぶのでした。

 

有村ロミ√

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 色々と主人公の過去を知る天才少女こと有村ロミ。

 プロローグ最後に言った「街を灯りをともせ、人と交流して魂を強化するんだ」という言葉は正しかったようで、ヒロイン達と交流したことで、主人公の体調も調子が良かったようです。

 

 ロミの√の前半では、これまでの他ヒロインの√内容を踏襲しつつ、ストーリーは展開されていきます。

 佳純の合宿だったり、唯々菜の消失問題であったり……

 

 ある日、不良に絡まれている所を不思議な女の子に助けられる主人公。

 何故か、主人公についてきて、主人公の部屋で生活を始めるのでした。

 またこの女の子は主人公と繋がりがあるようで、主人公の思考が全て筒抜けになっています。

 そして、彼女の名前はシグマだということが判明します。

 

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 シグマは自分の正体を語ります。地球ではない別の星の生命体であったこと。

 その星は滅んだこと。滅んだが情報となり、地球にやってきたこと。

 そして、「鍵」を主人公に渡したということ。

 これらを言い終わると、シグマはそっとその場から消えてしまうのでした。

 

 確信には触れず、疑問符が飛ぶような会話でしたが、シグマの正体と主人公との関係性がようやく少しは見えるようになりましたね。

 

 その後、二学期も始まり平穏な日々が始まるかと思えば、彗星機構の工作員に襲われる主人公。咄嗟に能力が覚醒しことなきことをえますが、主人公は彗星病について更に知る必要があると考え、かつて彗星が落ちた小笠原諸島に行くことを決めるのでした。

 

 小笠原諸島にたどり着いた主人公とロミは部活メンバーと楽しい日々を過ごした後に、二人で生態研究所へと向かいます。

 

 さてここで、これまで出てきた「鯨」という単語についても明かされます。

 かつて小笠原諸島に落ちた彗星。それは、実は隕石などではなく情報体でした。

 それは今海の中で鯨に擬態しているそうなのでした。

 そして、鯨の正体を探るために、各国同意のもと研究した場所がこの生態研究所だったのです。

 

 研究の結果、彗星――鯨は、地球よりも文明の進んだ星からの情報体で、下手をすればこの国を滅ぼしかねない様なものだったのです。

 そのため様々な機関・国から重要視をされていました。

 彗星機構は、小笠原諸島にて監視の任務を行うのと同時に、彗星を解放できる人物を対処しようともしていました。それが「鍵」とやらを持つ、主人公だったわけですね。

 

 生態研究所にて、星まりすに襲われる主人公。

 一度は尻尾を撒いてロミを残して逃げますが、シグマの後押しもあってロミを救出に戻ります。

 そして、鯨に接続し力を引き出すことで、星まりすを撃退するのでした。

 しかし、彗星機構は主人公は世界の敵であると認定。

 ロケットを発射し、主人公を殺そうとします。

 

 そこでロミを助けるため、主人公は再度鯨の力を使い、ロケットを迎撃するのでした。

 ですがその力の反動は大きく、その身体は燃えてしまい消滅してしまいます。

 こうしてロミ√は終わり、話はCHAPTER3へと続きます。

 

雑感

 攻略した順番は正しかったようでした。

 ロミは√ロックがかかっているからとはいえ、唯々菜は後に回した方がよさそうですね。

 

 また、どうしてもストーリーの都合上、殆どの√のエンドがバッド気味なのは仕方がなかったかなあと。

 特に佳純√に関しては、主人公が退行してしまい、復活することなく終わってしまいましたからね。

 ちょっと、佳純が可哀想な終わり方だったかなと。

 

 テキストは、ギャグシーンで何度も笑わせられました。今回の主人公とヒロインたちとの掛け合いは一見の価値があります。

 あとヒロインとのイチャラブパートもテンポよく、各ヒロインたちに萌えられたためラブコメとしてもグッド。締め方は一旦置いておいて…

 

 √後半の彗星病パートについても、各専門用語の意味を考察しながらプレイしていましたが、なかなか読み応えがありました。各√の最後は本当に情報量が多くて整理するのが大変でした。

 伏線が回収され、主人公の正体が徐々に解明されていく構造は素晴らしかったです。

 あとメシアの中身とか、こういう繋がりだったとは…と驚かされました。

 

 あと体験版時点で感じていた、ナツユメナギサ感はすっかり抜けていました。

 てっきり上位世界的なものが存在する世界なのかと思っていましたが、そんなことはなさそう。

 大分本作のネタも出し尽くしたのかなと思ったのですが、まだまだCHAPTER2。

 半分が終わったばかりです。ここからまさかの大どんでん返しでもあるのでしょうか。

 期待を胸に引き続きプレイをしていきましょう。

『ドーナドーナ』体験版 感想

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 ハルウラレ系RPGの本作『ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう』の体験版がアップロードされたので早速プレイしてみました。

 実は裏では、『大悪司』をプレイしていたのですが、一旦プレイを止め、こちらにシフトしていたり。(大悪司の感想記事は後日あげます)

 

 ハルウラレ系RPGって何やねんと思う方もいるかもしれないのですが、少し解説すると――その昔『アリス2010』というアリスソフトのファンディスクがあり、そのソフトに入っているゲームの1つに『はるうられ-校内赤線区域-』というのがあったんです。

 

 この『はるうられ-校内赤線区域-』というゲームは、ざっくり言うと美少女を脅迫、拉致し、売春婦的なことをさせ資金を得るという経営シミュレーションでした。

 ということで、本作『ドーナドーナ』は、この『はるうられ』の経営シミュレーション的な面を含み、RPG要素を追加したシステムということなのでしょう。

 

 公式でも、本作のシステムについて解説した動画もありますし、これを見るのが理解が早いですね。

 


120秒でできるだけわからせるドーナドーナ

 

あらすじ

瀬戸内海に面した企業城下町『亜総義市』
ここに住む市民らは一企業にすべてを制御される生活を送っているが、不満も疑問も抱く事はなく、与えられる平和を享受していた。

しかしこの高潔な街にも『抗亜』そう呼ばれる不穏分子は存在し、武器を手にヒトやモノを奪う『ヒトカリ』、身体で資金を稼がせる『ハルウリ』など、秩序を否定する行為を繰り返していた。

勢いを増す抗亜、存在抹消を図る企業、
やがて来る『生誕祭』。
全てを喰らいながら、街は大きく動き始める

 

 ディストピア感ある街を支配する亜総義重工との抗争を描いたお話。

 亜総義重工に対する組織というのも複数存在しており、その中で主人公達が所属するのが最弱のクラン―ナユタ。

 主人公達は弱小故、ハルウリをして資金を稼ぎ、戦力を揃えたりするわけですね。

 ハルウリをする際も、女の子を外部から拉致し調教したりするわけで、なかなかの過激派。

 とりあえず体験版時点では、自由に移動できるようキャンピングカーを購入しようというのが当面に目標になるっぽい。

 多額の金額が求められていたので、その金額を達成するようにやり繰りすることを求められる感じでしょうか。

 

ゲームの進行について

 ゲームの進め方は、大きく分けてアジトフェイズ、ハルウリフェイズ、ヒトカリフェイズに分けられています。

 

 アジトフェイズ ⇒ (ハルウリフェイズ or ヒトカリフェイズ)で1ターン

 

 1ターンの内、アジトフェイズは必ず発生し、その後にハルウリフェイズかヒトカリフェイズを選択する流れとなっています。

 

 アジトフェイズでは、各キャラクターとの好感度上げ、ハルウリ用の人材に対するステータス上げ、アイテムの購入などができます。

 

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 ハルウリフェイズでは、女の子を利用して資金を稼ぐフェイズ。

 女の子にもステータスがあり、その値によってお客を獲得できるか、更に仕事での成功・不成功にも影響してきます。

 ここらは、『はるうられ-校内赤線区域-』のシステムに近いです。

 

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 ヒトカリフェイズでは、亜総義市内の様々な場所に赴き、女の子の勧誘(拉致)、施設の破壊を行います。

 そして、亜総義市側の精鋭とのバトルも発生します。キャラクターごとのスキルを駆使して、敵を倒しつつ、女の子を確保していくわけですね。

 

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雑感

 体験版を2周してみましたが、サクサク遊べていい感じ。

 ただ気になったのは、ハルウリフェイズの難易度について。

 女の子たちのステータスも上げながら、体調を気にし、お金を稼ぐのが結構難しかったです。

 

 基本的には使い捨てのような流れがスタンダードになるんでしょうかね……それともエース級の子を何人か作って運用していく流れが良いのか……うーん、考えるのが楽しい。

 欲を言うならば、周回プレイ時には楽になるようにステータスの引継ぎとかあったら嬉しいなあ、とは思いますが、ランス10の時のように、たぶんないんだろうなあ。

 さてさて、本編が進むにつれてどれだけハードルが上がっていくのか、気になる本作。ヌルゲーにはならなそうな予感。

 11月は気になる作品が多いですが、とりあえず本作は購入予定です。

 

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『アインシュタインより愛を込めて』体験版 感想

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 彗星病と呼ばれる病に苦しむ主人公が、有村ロミという天才と出会い、彗星病に挑む物語。

 新島夕氏による企画脚本ということで、大分期待大な本作『アインシュタインより愛を込めて』。

 体験版をプレイして見ると、世界に謎があって、その謎を解き明かすことが本筋なのかと感じましたが、どことなくナツユメナギサを彷彿とさせましたね。

 同じオチを持ってくることはないと思いますが、常に頭の片隅にはチラチラとナツユメナギサの影を感じながら体験版をプレイしてました。

 本作も結構難解だったりするんでしょうか。

 

 テキストも当然面白かったわけですが、本作の原画を担当したきみしま青氏のその柔らかそうな美少女がたまらなく良いわけです。

 今回は全キャラを担当したとのことで、いやあ凄い。

 

ざっくりとあらすじ

 主人公―愛内周太は、大分面倒くさい捻くれた理系男子。

 そんな彼は、彗星病という病に侵されており、日に日にその症状に苦しめられています。

 医師である教授や研究機関の手を借りても、彗星病を解明できない中、ネットで彗星病に関する論文を発表する少女、有村ロミに助けを求めます。

 有村ロミは、同じ学園に通っていることが分かり、彼女の教室へと向かうのですが、どうやらまともに登校していないようです。

 それでも有村ロミを探す中、突然主人公の携帯に有村ロミからメールが届き、言われるがままに科学特捜部室へと向かいます。

 すると今度は有村ロミから電話がかかってきます。そして、彼女から彗星病の治療のためにと、まずは科学特捜部を復活させることを指示させられるのでした。

 

 ということで、体験版パート(プロローグ部分)では、科学特捜部に部員を集める話となっています。

 同じクラスの片桐猛に、

 

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 ボクシング部に所属する西野佳純、

 

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 主人公がラブリーマイエンジェルと称える坂下唯々菜、

 

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 隣の家に住む女子大生(休学中)である新田忍を仲間に加え、科学特捜部は遂に活動開始となります。

 この辺りの仲間集めパートは、大体は下ネタで構築されており、面白おかしく楽しませていただきました。

 また童貞男子の拗らせ方が妙に既視感があり、嫌な汗が流れましたね。

 特に同じクラスメイトの片桐猛が絡むと話のテンションが高くなり、面白い方向に転がっていくので読んでいて飽きなかったですね。

 

本作の軸である彗星病とは

 本作オリジナルの病気である彗星病が、ストーリーの軸になっていくのは確定的に明らか。

 本編が始まる20年前に落ちた彗星の影響で、地球に住む人々に厄介な病気を振りまくのですが、それが彗星病。

 彗星が飛来した以降に産まれた子供にのみ発病するらしく、その病気にかかると頭痛やめまいといった症状に苦しめられます。

 そして稀に人によっては特殊な能力に目覚める者もいるそうです。

 

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 また本編の10年前に、脳の機能はあらかた解明され、脳は常にどこかと交信していることが判明しています。

 そこでこの世界の人間たちは、脳に指令を出しているものがどこかにあるのだと思っているわけです。そして、その指令を出しているものをと呼んでいました。

 

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 そして、有村ロミが提唱する説というのが、彗星病とは人間の脳ではなく、魂の方に問題が生じているのではないかというもの。

 ただ魂を見たこともない彼らにとっては、仮説の範疇でしかないわけなのですが、有村ロミと主人公はその説を信じていくわけですね。

 

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雑感

 ということで、新島夕氏の新作タイトル。

 彗星病や脳の隠された機能についてであったりと、SF要素が強い本作。

 HPによると全4章構成で、プロローグ部分が1章目にあたる…ということでしょうかね。

 

 それにしても恋×シンアイ彼女が文系主人公で春が舞台なのに対して、本作が理系主人公で夏が舞台というのも気になるところ。

 ということで、次作は秋が舞台の美術系主人公でいくのはどうでしょう。

 

 下らない話はさておき、伏線が大量にばらまかれている中、飽きさせることなく、引き込まれる話を作るのは、やはり凄いなと感じるわけです。

 やっぱりプロってすげぇなあ、とただただ感心してしまいます。

 

 さてさて、本作発売日は2020年10月30日ということで、もうすぐ。

 果たして、彗星病とは何か。主人公の家に眠るロボットの正体とは何か等々、気になることは盛り沢山。

 とりあえず、アキバに行かなくては。

 

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『恋×シンアイ彼女』感想 後編

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 ネタバレを含んだ感想記事になります。

 ネタバレが嫌な方はブラウザバックをお願い致します。

 

mikiwork.hatenablog.com

 

 後編のこの記事では、姫野星奏√についてをまとめていきます。

 

姫野星奏

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 小学生の頃、主人公が思いを寄せていた少女。

 星奏が転校する日に、ラブレターを渡すものの返事はもらえず、そのことをこれまでずっと引きずってきた主人公。

 物語の序盤で再開するのですが、その際に「私が戻ってきたのはね。もう一度、星の音を聞くためだよ」と言っており、抽象的な表現を多用する不思議っ子です。

 

 星奏√では、主人公は五年前から続く星奏への恋心を遂に自覚し(ようやく認め)、今度は手紙ではなく、言葉で告白をします。

 告白に対して星奏は、1日待ってほしいと答え、翌日、登校すると、下駄箱には星奏からの手紙が。

 

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 星奏は幼い頃から音楽が好きでした。

 人の輪に入れなくても、音楽の世界であれば決して寂しくはなく、一人の世界で生き続けていました。

 そんな中、手を差し伸べたのが、星奏と似たような感性を持つ主人公(小学生)でした。

 その頃から主人公の姿に憧れを抱いていたのですね。

 

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 星奏と付き合い、順調に仲を深めていく中、映研部の部長から文化祭用に映画を作るために協力をしてほしいと依頼されます。

 どうやら、とある小説を題材に映画を撮るようですが、その小説が偶然にも主人公が幼い頃に原作をつとめ、出版された小説でした。

 こうして、主人公は再び自分の書いた小説と向き合うことになるのでした。

 

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 映画の撮影も終わり、学園祭。

 彩音√同様に、グロリアスデイズは学園祭でライブを行うためにやってきます。

 世間に疎い主人公は仲間たちからグロリアスデイズのPV曲を聞かせてもらうのですが…その曲はどこか聞いた覚えがあるような気がするのです。

 グロリアスデイズの作曲をしていたのは星奏だったのです。

 

 更にグロリアスデイズのボーカルが食あたりになってしまい、バンドのメンバーは星奏に歌うように依頼します。

 そして、星奏は代役として舞台に立ち、歌うのでした。

 

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 この時に主人公は、返事のないラブレター、突然の転校、星の音を聞きに来たといって帰ってきたこと、これまでの星奏の行動がようやく一本の線に結び付きます。

 

 星奏は、主人公達とは違う世界の住人だったわけです。主人公に隠していたことに謝る星奏を見て、主人公はいつか彼女が自分の前から消えるのだと察するのでした。

 

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 その後、しばらく星奏は学校を休んだかと思うと、突然学校を退学してしまいます。

 星奏の家に向かう主人公ですが、そこはもうもぬけの殻となっていました。

 結局、またしても何も言わずに彼女は街を去ってしまいます。

 

 しかし主人公は、今度は筆を折るのではなく、小説を書くことを決心します。

 過去に繋がりがあった出版社の名刺を頼りに編集に電話を掛け、本を出版しようとおするわけですね。

 プロのクリエイターである星奏に追い付くため、同じ世界の住人になるためにも、主人公は筆をとったということでしょう。

 

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 子供の頃に書いた小説の続編を出すということで、発売イベントをすることになった主人公。

 購入してくれたお客様にサインをするというイベントで、野球帽で被った女の子がサインを求めます。

 始めは気づかなかった主人公ですが、サインを求めた女の子が星奏だと気づき追いかけます。

 主人公が名前を呼び、振り返る星奏。星奏は、微笑むとそのまま駅の向こうへと消え去ってしまうのでした。

 こうして姫野星奏√は終わり、話は終章へと続きます。

 

終章

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 時は過ぎ、主人公は母校の教師になっていました。

 (更にシステム的にいうと、主人公にボイスが付くようになります)

 小説家としての夢は、自分の才能に早々に見切りをつけてしまい、諦めてしまったようでした。

 

 そして再度、星奏と再会します。

 どうやら星奏は、今は作曲活動は休業しており、ぶらぶらと一人旅をしていた所のようでした。

 

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 高校時代に星奏が、町に戻ってきた理由―

 それは、かつての幼い頃持っていた感性を取り戻すためでした。

 主人公と付き合い、昔持っていた音楽プレイヤーを取り戻したことにより、感性を取り戻したため、主人公を捨て、元の世界に戻ったのだと主人公は思います。

 そして星奏もまた否定はしませんでした。

 

 主人公は、自分は音楽のために利用されたのだと言います。

 これはきっと当然の反応でしょう。事実、主人公は目的が達成されるとすぐに捨てられたのですから。

 

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 どうやらグロリアスデイズのバンドは解散し、失意の星奏は主人公に会いに町に戻ってきていたのでした。

 学生時代は、音楽を選んだ星奏でしたが、それでも辛くなると主人公に会いたくなってしまうのだと言います。

 音楽活動をやりきり、もうやり残したことはないと語る星奏は、もう一度主人公と共にいることを選ぶのでした。

 こうして二人の生活が始まります。

 

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 しかし、二人の幸せな日々は長くは続きませんでした。

 ある日、朝起きると一人分の朝食と手紙が置いてありました。

 そこには、もう二度とあなたの前には現れないと書かれていたのです。

 またしても、星奏は音楽を優先し、主人公の前から去ってしまうのでした。

 

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 精神的に不安定になってしまった主人公は教師を退職。

 そんな折、道で出会ったおばさんに、苦難を抱え苦しむ主人公に対して、思いを形にすることができる小説家という職業が向いているのではないかと勧めるのでした。

 しかし、主人公は何も誰かに想いを届けることができなかったと、おばさんの言葉を否定します。

 

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 自暴自棄な生活を送っていた主人公は、ある日雑誌社に勤める知り合いに話を通し、星奏を追いかけるために、ルポライターになることを決めます。

 それから三年が経ち、ようやく一人前として認められ始めた頃、ようやくグロリアスデイズの記事を書けるチャンスが巡ってきます。

 学生の時の仲間たちの協力の元、ようやく出版社からもゴーサインが出ますが、当の

グロリアスデイズの元メンバーからはインタビューを断られます。

 主人公が電話を掛け、その熱意を伝えることで、なんとか話を聞くことができるようになるのでした。

 

 元メンバーからは、その星奏の突出した才能、北海道でのバンド発足時の様子、バンド内での関係性、星奏が音楽を選んだ真意を聞く主人公。

 そして三年前、メンバーに事務所の負債を抱え込まされ、メンバーの一人が自殺未遂を図る事件が起きてしまいます。

 星奏はメンバーを守るためにも、主人公の下から離れたことを知るのでした。

 

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 インタビューが終わり、記事を書いた主人公。

 その記事は、グロリアスデイズの栄枯盛衰、芸能界の闇についてが書かれていたのです。

 

 しかし、一つだけあえて書かなかったことがありました。

 それが星奏のその後。

 負債を払うため、業界に残り続けた彼女は、曲をいくつか作り続け、そっと消えてしまったようでした。

 しかし、その曲はこれまでのような人の心を動かすようなものではありません。

 その後、星奏の消息は完全に途絶えてしまったのです。

 

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 記事が思いのほか、反響があったせいか、グロリアスデイズの事務所の圧力で出版社をクビにさせられてしまう主人公。

 しかし、主人公は俯くことはなく、もう一度筆をとります。

 星奏を想い、彼女に届く本を作りたい一心で、本を書き続けるわけです。

 

 そして春になりました。

 主人公の三冊目は世にでました。

 星奏に向けて書いた本は彼女に届いたのでしょうか。 

 

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 そして、疲れてしまい眠ってしまう主人公。

 最後にベンチの横に座る星奏が主人公の顔を覗き込むCGで幕を閉じるのでした。

 

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雑感

 いやはや受け取り方次第でここまで評価が分かれる作品ということなのでしょう。

 他の√も素晴らしかったですが、群を抜いて星奏√は良かったと思います。

 

 改めて振り返ってみると、別に主人公は音楽に寝取られたわけではありませんでしたね。

 星奏が消息を絶ったのにも、彼女なりの事情がありました。

 どの場面においても主人公の前から消えなければならない、重い事情がありました。

 

 学生時代はバンドメンバーからの圧力、社会人時代では借金返済が原因でと、仕方がなかったのです。

 抱え込む性格の星奏だからこそ、こういった選択を取らざるをえなかったのでしょう。

 あくまで星奏は、彼女の信念を最後まで貫き通し、純情もまた守り切ったのだと私は考えます。

 

 確かに本作のテーマから外れた星奏√ではありました。

 結局、ハッピーエンドなのか分からないし、何度も主人公を裏切る結果となっています。

 ただそれを上回るほど、お互いを想い合う気持ちはどの√よりも強く、そして一途なラブストーリーだったのではないかと思います。

 お互い不器用で、音楽や文章という形でしか、想いを届け合うことしかできませんでしたが、それがとても心に刺さりました。

 徹頭徹尾、主人公が星奏に対して本を書き続けるスタイルは、素晴らしかったと思います。

 

 クリエイターたる者、やはり何かを犠牲にしないと、生み出し続けなければいけない人種だということなのでしょうか。

 そんなクリエイターとしての苦しみみたいなものも、この作品を通じて感じ取ることができましたね。

 皮肉だと感じたのは、主人公が本を書ける衝動になったのは、どれも星奏を失ったことによるもの。

 お互いがお互いに影響し合い、ある意味で支え合っていたということなのでしょう。

 

 あと終章で、突然主人公がボイス付きになるのは、登場するキャラクターが少ない故なのかなと邪推ですが、そう考えてしまいました。

 終章ってあまり登場するネームドのキャラクターは少ないし、基本主人公の語りが多い都合上、主人公に声付けないと淡々と文を読むだけになっちゃうんですよね。

 だから、主人公に声を付けたのかなとか思ったり。

 あとあと、主人公もまた一人のキャラとして動かしたかった(プレイヤーとの分離)ということでもあったのでしょうね。

  

 いやあ、とても面白かった!

 最後までプレイしましたが、本作に対する私の評価は、これまでと同様…いやそれ以上に高まったと思います。

 クリエイターとしての苦難、犠牲や愛、一途に想う気持ち…等々、星奏√のテーマは重く深かったと思います。

 とても満足しました。素晴らしかった…

 果たして、主人公の三作目(ラブレター)は星奏は届いたのか。

 そして、目を開けるとそこには星奏は実在するのか。

 推測の域を出ないですが、私はこの2つの問題はYESだと思っています。

 (第二章の映画のオチこそが、彼らの結末を表しているのではないのかなと考えています)

 

 さて、新島夕氏による新作アインシュタインより愛を込めて』の発売は2020年10月30日。

 今のうちに体験版をプレイしておかないと…