三木ブログ

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美少女ゲームや最近興味のあることをダラダラ書いていくブログ

『あの晴れわたる空より高く』個別√ 雑感

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mikiwork.hatenablog.com

  前記事からの続きです。

 攻略順は、伊吹 那津奈→導木 ほのか→黎明 夏帆→暁 有佐

 ざっくりとおさらいをすると、マックスファイブで優勝できなかったビャッコ。

 廃部を取り消すためには、夏の公式大会で優勝しないといけなくなってしまいました。

 時間も予算も設備もないビャッコ。この逆境から挽回できるか―というのが、共通√。

 夏の公式大会では機体、電装、推進、PMの4部門に分かれており、主人公がどの部門を選択するかで、物語は分岐していきます。

 

あの日のあなたに贈る拍手

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 推進部門に出場するのは、火遊び大好き伊吹 那津奈

 AXIPの理事長の娘であり、電波な年上女子。

 ただロケットの開発に関する知識は深く、その天才的な技量にはプロも作中で唸らせた程。

 推進部門の競技内容は、液体ロケットエンジンを作り燃焼時間を競うというものでした。

 元々、那津奈は自宅で液体ロケットエンジンを作成していました。

 主人公と共に大会に向けて準備を進め、遂にチャイルドⅠを製作するのですがここから苦悩の連続。

 失敗が続きなかなか燃焼時間が伸びない中、主人公たちは1つ1つ問題点を洗い出しトライ&エラーで改善していきます。

 この辺りで上手だなと思ったのが、ストーリーの構成。

 終盤、大きな壁にぶつかりしばらく開発が滞るのですが、そこで解決のヒントとなったのがこれまでの日常的な会話。

 ただあまりにも高度な解決策のため「やっぱりね」とは思わず、「そうなんだ」と一人頷いていました…

 共通√に入ってからは主人公も大分パワーアップしているため、専門用語の内容も大分難易度が高くなってきたり。

 ただ図を用いてキャラが解説してくれるので、理解はできたと思います。

 

 そして、残る問題を片付け夏の公式大会。

 直前まで開発を進めていたのでぶっつけ本番となってしまいました。

 結果は推進部門優勝。

 ARCの作るロケットエンジンをも超える結果をたたき出し、ビャッコの廃部を覆すのでした。

 

初めての共同作業

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 機体部門に出場するのは、主人公の幼馴染の後輩、導木 ほのか

 実家がロケット部品の工場であり、その腕は天才的。

 他のヒロインでもそうでしたが、基本的に本作のヒロインは皆有能ばかり。

 

 機体部門での競技内容は、制限時間内にフィンとフェアリングの製造し、風洞設備で空力性能を競いあうというもの。

 なので当日までに、主人公とほのかは、音速にも耐えうるフィンとフェアリングを製作できるように準備を始めます。

 紆余曲折ありつつも、その天賦の才能により完成が近づいていくのですが、途中ほのかの父親が脳卒中で倒れてしまいます。

 更に運が悪いことに、工場の経営が傾いており、必死に営業をして掴んだパラボラアンテナの仕事が山のように残っていました。

 震える手を抑えて工場に戻ろうとする父親の姿を見た主人公とほのかは、代わりにその仕事を自分たちがやると言います。

 渋る父親でしたが、ほのか達は自分達で作ったパラボラアンテナを見せることで納得させました。

 それから約二ヵ月。全国大会の直前まで二人はパラボラアンテナの製作に没頭します。

 なんとか納期まで間に合った二人ですが、時は大会前日。

 ですが、そこは父親の鶴の一声。

 起死回生の秘訣を教えてもらい、パラボラアンテナの製作時に培った経験値をいかして一晩でものにします。

 そして大会当日。またもやぶっつけ本番です。

 アクシデントに巻き込まれますが、なんとか優勝。

 

 見えない的を撃ちぬいて

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 電装部門に出場するのは、元ARCの副部長黎明 夏帆

 夏帆は幼い頃、ロケットの打ち上げ失敗事故に巻き込まれ、 視力が低下してしまいました。

 このことがきっかけで本来の実力を発揮できずにいた所を、主人公にスカウトされビャッコに移籍することとなるのでした。

 

 電装部門の競技内容は、10km先の定点にどれだけ近くにロケットを着陸できるかというものです。

 そのため、主人公と夏帆は、加速度機やジャイロと制御装置といったものの製作に取り組むのでした。

 本√でも、様々な問題に苛まれるのですが、主人公の奇抜な発想や夏帆の熟練した知識から問題を解決し、完成度を上げていきます。

 更に主人公の元海の男スキルを利用した、風向きを読んだ誘導制御を開発。

 テストでも大会新記録になりうる結果を出します。

 

 ですが大会一か月前、夏帆の視力は更に悪くなり、殆ど見えなくなってしまいます。

 そこで主人公は、電装部門の責任者を自分に変えることを提案。

 夏帆の代わりに大会に出場することとなるのでした。

 

 そして大会本番。

 ここでも更にアクシデントに巻き込まれます。

 会場には予想を上回るほどの突風が吹き荒れ、他の参加者のロケットは次々と着陸に失敗するのでした。

 主人公も諦めそうになりますが、夏帆の声に励まされ自分の力を信じて、ロケットを発射します。

 結果、大会新記録をたたき出す好成績で優勝。

 自分で決めた限界を超えた結果を出したのでした。

 

仰げば花咲く真夏のコスモス

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 PM部門に出場するのは、ビャッコの部長である暁 有佐

  有佐の√では、ビャッコが廃部寸前にまで陥ってしまった理由、ロケット開発の意味、漁港組合との関係性など、他√とは違い、ロケット打ち上げの外側についてスポットがあてられた内容となっています。

 そのため専門的な知識も少なく、一般的な目線で話が進むので、感情移入がしやすく、後半の有佐の演説シーンでは胸に来るものがあったりと。

 人間ドラマの要素が多く、心を揺さぶられるシーンが多いのでとても良かったです。

 特に有佐の演説、父親との和解、理事長との問答など…これ殆どのシーンですね。

 

 PM部門での協議内容は、プレゼンテーション。

 ただ評価されるのは、プレゼンの内容だけではなく、これまでどれだけそのチームが実績を積んできたかというポイントです。

 そのため何の実績もないビャッコは、とても不利でありこの部門での優勝は不可能だと考えていました。

 

 また有佐は夏の公式大会とは別に大型ロケットの打ち上げを企画します。

 これは、ビャッコが廃部になりかけた原因にもつながっています。

 ビャッコは去年、大型ロケットの打ち上げを行ったのですが発射台ごと爆発させてしまうという事故を引き起こしてしまっていました。

 他のロケット部からの心ない声に苦しめられるビャッコでしたが、めげず再度大型ロケットの打ち上げを目指します。

 しかし今度は書類の提出漏れにより打ち上げできずに終わります。

 自分たちの作ったロケットを自分たちで解体するという、まるで努力を自分で否定する行動を強いられ、部員は皆心を折られてしまうのでした。

 ですが有佐、那津奈だけはビャッコに残ります。今度こそ、大型ロケットを打ち上げ、自分達のしてきたことが無駄ではなかったことを証明したかったのです。

 

 そのため、大型ロケットの計画も進めますが、ここで問題になるのが打ち上げ日。

 既に先まで予定はびっしりと埋まってしまっていました。

 唯一可能性があるとすれば、漁港組合と取り決めをして打ち上げ禁止時期とされていた3月。

 ですが漁港組合は、ロケットの打ち上げに頭から否定的で、特に漁港組合の組合長である主人公の父親は常にロケットを目の敵にしています。

 

 ただこの作品では、決して漁港組合を悪としてはしていません。

 漁港組合の方が過激なことをしている描写が見受けられますが、彼らには彼らの事情があり、AXIP側にも非があるように見受けられます。

 

 主人公は父親に3月にロケットを打ち上げたいと正面切って言います。

 その言葉に父親は激怒。

 父親と息子の喧嘩でこじれそうになるのですが、そこは妹がフォローに入ることで、ようやくお互い腹を割って話すようになります。

 そして遂にあれだけ頑固だった父親は息子の夢を応援することを決めます。

 父親の取り計らいで打ち上げ禁止期間にも関わらず、ロケットを打ち上げできることが決まるのでした。

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 そして、夏の公式大会。

 推進、機体、電装と、惜しいところで優勝を逃します。

 残るは実績重視のPM部門。

 ライバルのARCからは部室をすぐに引き渡すように煽られるも、有佐たちは決して諦めませんでした。

 プレゼンテーションでは、これまでのビャッコの軌跡を話し、俯かず顔を上げ続ければ夢はかなうのだと有佐は熱弁します。

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 すると賛同してくれたのは、意外な方向からでした。

 ロケットに否定的だった漁港組合の人間から理事長に抗議があったのです。

 有佐の演説は、漁港組合の心をうち、宇宙開発反対派の支持を得るという実績を掴んだのでした。

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 更にAXIPでも実現できなかった漁港組合との歩み寄りにビャッコは成功していたことが評価されます。

 これは、ARCや宇宙研、AXIPをも超える実績だと理事長は言うのでした。

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 結果、誰もがビャッコを認めPM部門優勝を勝ち取ります。

 友人、ライバルたちから称賛の声があがり、彼らの努力が無駄ではなかったことを証明するのでした。

 個別√後は、プロローグで若干描写されていた大型ロケットの打ち上げ。

 タイトルに戻りLiftoffを選択し、いよいよ物語は終局を迎えます。

 

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