三木ブログ

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『さくらの雲*スカアレットの恋』五章~十章 感想

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 今回もネタバレ込みで感想を書いていきますので、ネタバレが嫌な方はブラウザバックをお願い致します。

 この記事では五章~十章(遠子√・蓮√・メリッサ√)について触れていきます。

 

 序章~第四章までの感想はこちら。 

mikiwork.hatenablog.com

 

 

不知出遠子√

 

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 第一章でチェリイ探偵事務所に「まりも」を捜索してほしいと依頼しに来たお嬢様。

 

 前の周では、帝都が燃やされ終わってしまいましたが、この周では前の周の主人公による電報のおかげで、後藤新平暗殺を食い止めることができました。

 そのおかげで、加藤も震災が発生するタイミングを後ろ倒しにして、主人公の行動を見守ろうとします。

 こうして、前の周とは違う展開を迎えることになるわけですね。

 

 不知出遠子√では、第二章で現れた怪盗ヘイストの正体、遠子の過去について触れられます。

 

 さて帝都を脅かしていた怪盗ヘイストの正体―それは、双竜館で働くリーメイでした。

 ですがリーメイも自分から盗もうとしていわけではなく…不知出遠子に依頼され盗みを行っていたのです。

 

 遡ること5年前。

 遠子の母親の数ある収集品が殆ど盗まれ、殺害されてしまう事件が起きます。

 不知出の屋敷に盗みに入っていたのはリーメイでした。彼女は当時、加藤大尉に唆され収集品を盗み、売り払っていたのです。

 

 それから時を経て遠子は、リーメイの居場所を自力で突き止め、母の収集品を取り返すようにリーメイに依頼します。

 リーメイが、直接的に手を下したわけではなかったのですが、遠子の母親が亡くなってしまったことに責任を感じており、遠子の依頼を承諾するのでした。

 

 最終的には、遠子の母親から承諾を経た上でリーメイは収集品を盗んでいたということ。母親が死んでしまったのは事故であったことを知り、遠子はリーメイへの依頼を取り下げるのでした。

 こうして怪盗ヘイストの事件は収束し、主人公と遠子は結ばれることになります。

 

 その頃にはすっかり元の世界に戻ろうという気持ちは無くなっていました。

 そのためアララギに遠子と共にいたいと告げ、遠子√は終わるのでした。

 

水神蓮√

 

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 大人しく控えめな性格の女学生―水神蓮。

 水神蓮√で明らかになる事実は、成田権造と加藤大尉の関係性。

 

 第四章では、震災騒動の中、加藤大尉に成田は金が足りていないと、殺されてしまいましたが、どういった間柄だったのでしょうか。

 

 成田と加藤大尉が出会ったのは、本編が始まる8年前。

 まだ成田が、成田造船所を始めたばかりの頃でした。

 

 成田造船所に突然やってきた加藤大尉。

 加藤大尉は、来る第一次世界大戦に向けて成田造船所に巨額の投資を行いました。

 結果、世界大戦を機に成田造船所は大きな利益を上げ、成田権造は多大な資産を得ることになります。

 ですがそれは、加藤大尉が成田造船所を帝都再建のために、集金用の事業として成長させるためでした。

 

 1920年4月中旬までに百万円を用意するよう成田は言われますが、結局は用意できず加藤大尉に殺されかけます。

 この√では主人公により助けられ生き延びますが、成田は加藤に用済みだと切られてしまうのでした。

 こうして助かった成田は、主人公達に礼を言い、成田絡みの事件は収束します。

 

 最後には蓮と結婚をして蓮√は締められるのでした。

 

メリッサ√

 

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 不知出遠子のメイドである、メリッサ。

 メリッサ√では、メリッサの出自と招かれたミステリートレインの連続殺人事件についてが描かれていきます。

 

 ある日、あて先不明の一通の手紙がチェリイ探偵事務所に届きます。

 それは、ミステリートレインの案内状でした。

 怪しげな内容に訝しむ二人でしたが、ミステリートレイン内で提示される謎を解けば壱万円もらえると聞き、参加することを決めます。

 

 乗員する人員は14人。

 誰も主人公たちと関わりのある人物ばかり。その中には、不知出遠子とメリッサもいました。

 

 ミステリートレインに乗車し、動き出した後、手紙にも書かれていた金壱万円を懸けた課題が提示されます。

 それは、このミステリートレインの終着点を当てるというもの。

 ヒントはこの列車内にあるらしく、所長や主人公達はヒントを探すため、調査を始めます。

 

 そして、その中で起こる事件の数々。

 始めは、成田権造の胡桃が盗まれる事件が起き、その後に成田が誰かに撃たれ殺されてしまいます。

 次に、リーメイの葉巻が盗まれるという事件が起き、またもやリーメイが絞殺で殺害されてしまうのでした。

 

 当初はアリバイなどから主人公+メリッサが怪しいのではないかと疑われ、幽閉されてしまうのですが、それまでに調査した内容や乗客の発言などから主人公は犯人を推理します。

 

 さて―今回の事件の背景にあるのは、15号室を調べた時に見つけた手記に書かれた千里眼を持つ少女―カヤノです。

 ミステリートレインの目的地であった水内村にて、10年前手記の作者は、カヤノの千里眼に魅入り、その力を信じていました。

 そのため、カヤノ候補として招いた乗客者に対して、カヤノしか分からない謎を残し、誰がカヤノなのかを炙りだそうとしていたのです。

 

 今回の連続殺人事件の犯人は、柳楽刑事でした。

 彼こそがカヤノの力を信じ、成田と共に今回のミステリートレインを企画した人間だったのです。

 成田を殺害した理由は、なかなかカヤノが出てこない状況から、業を煮やし口論となり、突発的に殺害してしまったからでした。

 リーメイは、柳楽に対して成田殺害を理由にゆすられていたからという理由。

 

 これまでの柳楽刑事は、正義感が溢れる人物として描写されていたので、こうして犯人としてあてがわれたことに、私はとても驚きました。

 (このゲームのギミックがあればこその仕掛けでしたね。上手く騙されました…)

 結局は、柳楽刑事も加藤大尉に唆された結果だったようでした。

 ここで(ようやく)気づきましたが…加藤大尉は、モリアーティ的な立ち位置だということなんですね。

 

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 さて、ミステリートレイン内の事件を捜査する中で親睦を深める主人公とメリッサ。

 そして、メリッサこそが手記に書かれたカヤノであることにたどり着きます。

 実は彼女はハーフの子供で、水内村で迫害を受けていました。

 興行師に売られてしまったメリッサは、千里眼ショーに使われていたのですが、ある公演で不知出遠子の母親により、興行師のインチキを見破られてしまい、村から追い出されることになります。

 そこでメリッサに救いの手を差し出したのが不知出遠子であり、こうした縁で不知出のメイドとして雇われることになるのでした。

 

 事件解決後、一つだけ主人公の推理に間違いがあったことを指摘するメリッサ。

 それは、メリッサは本当に千里眼の能力を持っていたことでした。

 

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 ここで主人公が思い出すのが、以前アララギに言われたこと。

 

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 異能者は一人いると告げており、それこそがメリッサでした。

 すると、今まで異能者だと思っていた加藤大尉は、異能者ではなく、その妖術的な力はまやかしだったわけですね。

 

 さて、ラストに向けて残された伏線が回収されていくのか。

 期待を含ませつつ、新しい展開を見せる中、メリッサ√もこれにて終了。

 さて、次はシャーロキアンの所長√。

 いよいよ、主人公と加藤大尉との戦いに決着はつくのか、楽しみにしながらも一旦はこの記事は締めさせていただきます。

 

 

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