三木ブログ

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『鍵を隠したカゴのトリ』感想

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 『鍵を隠したカゴのトリ』のネタバレを含んだ感想記事になります。

 ネタバレが嫌な方はブラウザバックをお願い致します。

 

  

ざっくりとあらすじ

 ある町で起こった殺人事件。

 犯人として逮捕されたのは、主人公の恩人である孔雀石透子。

 しかし証拠不十分として釈放され、古びた洋館に幽閉されることとなります。

 透子が犯人でないと信じる主人公や友人たちは、それぞれの理由から共にその洋館で生活することに。

 果たして本当に透子が犯人なのか…それとも真犯人が存在するのか。

 透子の真意とは一体何なのでしょうか。

 

 ジャンルはミステリーADV。

 自分が犯人だと言い続ける透子でしたが、証拠も動機も不十分。

 果たして本当に犯人は、透子なのでしょうか。

 

 どうしても主人公が語る透子の人間像と、「一度でいいから殺してみたかった」と自供する透子の発言が、当てはまりません。

 恐らく何かを隠し、庇っているのだろうと主人公は思いながらも、彼女たちとの共同生活を過ごしていき…という始まりとなっています。

 

 

 攻略順は、

 瑞葉伊鶴燕沢夜青葉梟みおん孔雀石透子

 孔雀石透子は、攻略にロックがかかっており、初めから√の選択はできません。

 

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瑞葉伊鶴√

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 あまり学校に登校しない系少女、瑞葉伊鶴。

 伊鶴は、愛人の娘という設定にプラスして、母親からも捨てられたという背景もあり、捻くれた感じの性格。

 

 彼女は、自分を捨てた母親・厄介者にする父親への復讐のため、孔雀石透子の屋敷へと転がり込んだのでした。

 透子の罪を被り自分が殺人犯だということにして、両親に一矢報おうと考えたのですね。

 

 ですが、主人公の説得により、自分の居場所をようやく見つけ、馬鹿げた計画は止めるのでした。

 

 √終了後、選択肢を見直してみると、籠の鍵が開かれ中の鳥が飛び出している画像に変わっています。

 

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 最後は、みんな仲良く卒業時まで屋敷で暮らし、√は終了。

 透子の事件の犯人は結局明かされることなく終わりましたが、それは透子√に取っておかれるのでしょう。

 

 

 

燕沢夜√

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 主人公のクラスの学級委員長。

 彼女もまた事件と関わりがあり、被害者の男はが夜の母親の彼氏でした。

 夜自体は、その男に対してあまり良い印象を抱いていませんでしたが、母親の方は事件をきっかけに荒れだしてしまい、透子の屋敷に避難し、共に生活を始めるのでした。

 

 夜√では。夜の実家から血の付いたレインコートが見つかってしまいます。

 更に凶器の包丁は、夜の家の物であったことも発覚します。

 警察に怪しまれ逮捕されそうになる夜でしたが、主人公と二人で町から逃げ、雲隠れするのでした。

 

 その後、二人は小さな田舎町で隠れながら生活をしましたとさ、というエンド。

 夜が犯人ではないことは確実なのですが、誰かに夜は嵌められてしまったということでしょうか。

 

青葉梟みおん√

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 主人公のクラスメイトにして、透子の信者。

 昔、いじめられていたところを。透子に助けられて以来、透子を信奉するようになりました。

 だからこそ、みおんは今回の事件の真犯人を探そうと躍起になっているわけですね。

 

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 いじめられていた過去に囚われ、なかなか周囲に溶け込もうとしなかったみおんでしたが、主人公と付き合い始めたことで少しずつ変化していきます。

 他のコミュニティの人たちとも仲良くなり始め、徐々に成長していくのでした。

 

 時は流れ、主人公とみおんは結婚。

 たくさんの子供たちに囲まれハッピーエンドという形で締められます。

 

孔雀石透子√

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 さて本事件の種明かし編。

 透子が本当に犯人なのか、どうなのか。

 

 透子は犯人ではありませんでした。

 現場に落ちていた夜の髪留めを見て、落ちていた包丁を自分の鞄に隠し、夜を庇っていただけでした。

 

 そして、真犯人は夜の母親でした。

 当初は自分の罪を夜に擦り付けとしますが、なんとか主人公達が阻止し、無事自首させることに成功します。

 

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 事件は解決しましたが、それでも5人は屋敷に居続けることを決めます。

 お互いを認め合い、支え合いながらも、残りの学園生活を過ごしていこうと笑い合い、今度こそ納得の良く終わりを迎えるのでした。

 

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 雑感

 1つの殺人事件を中心に巻き起こるヒロイン救済もの。

 どのヒロインもトラウマを抱え、主人公との出会いから徐々に回復に向かっていきます。

 殺人事件の真相が気になる所でしたが、ボリュームも相まってなんとか我慢したまま、各ヒロインをクリアすることができました。

 もしも各ヒロインの√が長かったら、ちょっと耐えられなかったかもしれないですね。

 

 肝心の殺人事件の方も、少し根拠の弱さを感じながらも、事件をきっかけにヒロイン達が集合してくる様子は面白かったです。

 真相を知った今、プレイし直してみると、各キャラの発言一つ一つを振り返ってみると良いかもしれないですね。

 

 延期に次ぐ延期で不安だった本作でしたが、各ヒロイン毎のテーマは分かりやすかったし、短くよくまとめられてたのは私にとってはプラス要素でした。

 どのヒロインも現実的なキャラ造形をしているためか、妙に親近感を湧きつつ読み進めてしまったんですよね。

 人によっては評価が分かれる本作だとは思いますが、私的には良作だったと感じています。

 

 これにて9月末購入分のエロゲも8割消化。

 残りは…気が向いた時にでもプレイしましょうか